革も異なる2種ライン展開

ジャプリッシュには2種のブランドラインがあります。

1つは2009年の創業時から続いているメインブランドであるJaplish(ジャプリッシュ)です。全製品の8割を占める男女兼用のラインです。

もう1つは2014年からスタートしたメンズラインの【Martillo】です。シックなオイルレザーでクラシカルな雰囲気の製品を作っています。

男女兼用のメインブランド
Japlish(ジャプリッシュ)

創業時から続く定番ラインで、メインの素材はソフトなコンビ鞣し牛革で6色をご用意しています。

ソフトレザーを活かした柔らかいシルエットが多く、手縫いのイカリ刺繍や3本刺繍が特徴です。

デザインも様々でレディース、メンズとも好評を頂いています。

Japlishの6色の革

6色の国産牛革で制作

ジャプリッシュラインの革は姫路のタンナー様にオリジナルレザーとして製作をお願いしています。

コンビ鞣しというタンニン鞣しとクローム鞣しの良さを掛け合わせた手法の革で、程よいスピードでエイジングが楽しめます。
革色は「キャメル、チョコ、グリーン、レッド、ブラック、グレー」の6色をご用意しています。

イカリ刺繍

Japlish製品の多くにイカリ柄や3本線の刺繍を手縫いしています。

 ヨーロッパでは希望の象徴と言われているイカリはJaplishの代表が昔から好んでいた模様であり、ヨーロッパの蚤の市でイカリボタンを収集していたことからブランドのアイコンになりました。

刺繍をすることで、革の持っている暖かみに手仕事の温もりが加わります。

Japlish製品5色のそれぞれのエイジング事例

【コロコロ財布 g-23-m】

メイン財布とは別のサブ財布として使用中です。
オレンジに近かったキャメル革がアメ色に変わりました。
当たる部分はさらに色が濃くなり濃淡を楽しめました。

革色:キャメル

約2年使用

【ショルダーバッグ  jb-27-l】

女性の作り手が自分でデザインしたバッグを通勤用に作りました。
チョコの革は使うにつれて色が明るくなりました。これは日光であせたと思われます。

汚れや水に強く雨に降られたことは何度もありますが、シミもそれほど目立ちません。

革色:チョコ

使用歴:約3年

【スリムシルエット長財布 G-12 】

本体のグリーンに比べて明るい緑糸なので、暗い雰囲気にならず楽しんで使うことが出来ました。
センターの刺繍も思ったより汚れませんでしたが、セミオーダーで別の糸色にするのも一つの手です。

革色:グリーン

約1年半使用

【アコーディオン長財布 g-10】

女性の作り手が自分でこのお財布を作れるようになった記念に自分用に制作しました。
黒い革はツヤが出てきて、また汚れがほぼ目立たないのが良かったです。

革色:ブラック

約7年使用

三つ折り財布 g-13

経年変化が早いキャメルですが、パンツポケットに入れていたので更にエイジングが早く進み楽しめました。

革色:キャメル

約1年使用

【ボディ&ウエストバッグ jb-60-m】

電車でも自転車でも通勤するので、「お弁当箱が入るけど小さいバッグが良い」という理由で選びました。

キャメル色のバッグは洋服に映えるので変化するのを楽しんで使っています。

革色:キャメル

使用歴:約2年

Martillo
マルティロ

2014年に登場したシックな雰囲気のラインで4色のオイルレザーを採用しています。

Martillo(マルティロ)はイタリア語で《ハンマー》を意味します 。ハンマーは紀元前に人間が発明した最初の工具のひとつで常に身近にある道具です。

Japlishのアトリエでもハンマーを使わない日は無く、日々使う道具のように”Life Leather Style”を提供したいと思いMartilloをブランド名にしました。

手縫い刺繍も『ハンマー柄の刺繍』にいたしました。

男性向けラインMartillo

4色のオイルレザー

北米産の上質な原皮にイタリアから取り寄せたオイル を使用して日本でなめしされたオイルレザーがMartilloの革です。
透明感があり、しなやかでありながら適度な張りも保持しております。 
「ブラウン、ネイビー、ワインレッド、オリーブ」の4色はどれもシックな雰囲気で男性に特に人気です。

ハンマー型の刺繍

 力強くタフな象徴として「ハンマー」を手縫いしています。カラーリングは落ちついた「茶色」×「グレー」の配色。

オリジナル金具

男性にも人気のアンティークシルバー風の塗装をした金具を採用。落ち着いた仕上がりになりました。